サッカーソックスの役割

2021.09.17

サッカーソックスのセパレート化

私は「競技者本来の力を引き出す上で、サッカーソックスはセパレートにすることが望ましい」という考えから完成されたセパレートサッカーソックス『Leg Tool Separation  System®︎』を考案し、セパレートサッカーソックスの概念、設計、構成要素を体系化しました。

サッカーソックス基本的な役割

サッカーソックスをセパレートにすることで、足部分と脚の部分のサッカーソックスの役割の違いが明確にすることができます。LegTool Separation System®︎の構成要素では、足の部分を【セパレートソックス】、脚の部分を【セパレートストッキング】と呼びます。

足の部分の【セパレートソックス】は、「足とシューズの最適化」を役割とします。

脚の部分の【セパレートストッキング】は、擦り傷や切り傷、すねあての着用といった怪我の予防を役割とします。

これまでは、この異なる2つの役割を一体化したサッカーソックスが担っていました。

独自に考案したLegTool SeparationSystem®︎の概念、設計を元にサッカーソックスをセパレートすることで足の部分は【セパレートソックス】として、、脚の部分は【セパレートストッキング】として役割に適した用具の開発をしています。

製品化にはランニングソックスを手掛けているRxLソックス製として提案させていただいています。

【セパレートソックス】サッカーシューズを選ぶようにサッカーソックスを選ぶ時代に

私がサッカーソックスのセパレート化を提案しているのは、競技者はもちろんですが製造に関わるメーカー、専門店のみなさまにサッカーソックスの価値を正しく理解することで競技や市場が健康になると考えたからです。

サッカーシューズは、1970年代からアウターソールの素材や形状やアッパーの素材、形状、製法や縫製などで進化を続けています。サッカーシューズに比べるとサッカーソックスの進化は停滞していると感じます。

どんなにサッカーシューズを進化させても、足を覆う「靴下【セパレートソックス】」のクオリティが不適切であれば、サッカーシューズの良さは競技者の競技力向上に繋がりにくく、場合によってはパフォーマンスを低下させてしまうこともあります。

【完成されたセパレートサッカーソックスの概念】

http://www.ltss-soccer.com/ltss/

フットボールクリエイター 角田壮監