みかん王国愛媛の”瀬戸プリンセス”の生産者から学ぶ

2017.06.27

「おいしいみかんを育てる」と「サッカーの巧い選手を育てる」

愛媛といえば「みかん」ですね。

私の今治の「先生」がコーディネイトしてくださり、「みかん王国愛媛」の中でも、最高級品”瀬戸プリンセス”の生産者の梶川さんから貴重なお話を伺うことが出来ました。

 LTSSとして「足とシューズの最適化で競技者本来の力を引き出す」という取り組みをしているのですが、”瀬戸プリンセス”の生産者の梶川さんの言葉は、最近のどなたからの話よりも「私のド真ん中」に刻み込まれました。

そして、最適なサッカーソックス作りで追求している部分の本質を再確認することができました。

その刻まれた言葉の中から感じた「一流」の方の共通したものを自分のノートに整理しています。

まだ、まとめの途中ですが・・・・

自然を知る、謙虚さ、心遣い、意志と意欲、愛情、自尊心

おいしいみかんを育てるには、最適な環境を維持、気(心)を配り、手助けをする。

決して、甘やかすことなく、過剰な期待をせず、植物本来の力を引き出す。

その一つ一つの取り組みや、心配りの事例となるお話をたくさん伺うことが出来ました。

言葉で聞くと簡単なことですが、それを実践されているのは、簡単なことではないはず。

同じ種類の実がなる木でも、同じ木はないそうです。

その木の状態を見極めるのが大切とのこと。

競技者を指導するコーチの資質と同じ。競技者本来の力を見極める。

本来の力を引き出すために、どう取り組むのか。日々学習だそうです。

おいしい「みかん」を育てるという取り組みの「一流」から見習うことばかりです。

標準化の良さ、規格外の魅力

社会における標準化というのは大切なものです。

みかんも、誰でも作れるようにしていく努力を自治体や農協は取り組んでいるようです。

市場の安定、拡大を図るには、定期的、定量的に商品を供給する仕組みが必要となり「標準化」「効率化」が求められる。

標準化で得られるものもあれば失うものもある。

規格外は魅力はあるがリスクもある。

素材を見極め、育てるチカラ

サッカーで世界最高水準の競技者は

「標準」から育まれてくるものなのか?

「素材」から発掘されてくるものなのか?

梶川さんの魅力的な話を思い出しながら、何を標準として、何を特色とするのか。

規格外と規格(標準)|天然と養殖|発掘と育成|遊びと習い事|主体性と協調性

 

このバランス感覚が大切なんですよね。

 

おいしいみかんを育てる梶川さんのような素材を見極めて、育てるチカラがある人は日本サッカー界にはいるのだろう?

おいしいみかんを育てるとサッカーが巧い選手を育てる・・・。

リバーファーム公式サイト『瀬戸プリンセス』

LTSSオーガナイザー 角田