シニアサッカーを楽しむための基礎知識(登録・公式戦・ケガ予防)

2023.05.24

シニアサッカーとは

シニアサッカーとは40歳以上の世代のサッカーを意味します。全国各地でオープン大会が開かれ、(公財)日本サッカー協会では種別に「シニア」が設けられており、10歳単位の区分で全国大会が開催されています。オープン大会だけでなく、日本一を決めるという「わくわく」感、「ドキドキ」感は、アスリート思考の方には人生の豊かさになるものだと思います。より良いプレーをするための日常の鍛錬、体調維持、仲間との交流や結束など年齢に関係なく素敵な時間になります。公式戦出場には(公財)日本サッカー協会(JFA)のへのチーム登録と選手登録が必要ですので手続きなどの情報を記載します。

JFAシニア種登録料登録料(分担金)

チーム/選手/登録ごとに、登録料(分担金)を納付。JFAの登録料(分担金)は以下のとおりです。

シニアチーム登録料 7,000円

シニア選手登録料  5,000円

(公財)日本サッカー協会 チーム・選手登録 手続きなど

シニア種別の公式戦

全国シニア(O-70)サッカー大会

JFA 第17回全日本O-70サッカー大会(2023年)

https://www.jfa.jp/match/jfa_o70_tournament_2023/

JFA TV O-70グループステージハイライト

全国シニア(O-60)サッカー大会

JFA 第23回全日本O-60サッカー大会

https://www.jfa.jp/match/jfa_o60_tournament_2023/

JFA O-60TVグループステージハイライト

全国シニア(O-50)サッカー大会

JFA 第22回全日本O-50サッカー大会(2023年)

https://www.jfa.jp/match/jfa_o50_tournament_2023/

全国シニア(40歳以上)サッカー大会

JFA 第10回全日本O-40サッカー大会(2022年)

https://www.jfa.jp/match/jfa_o40_tournament_2022/about.html

シニアサッカーの盛り上がりこそサッカー文化

O70、O60、O50の全国大会の出場選手は、Jリーグ開幕当時には成人していた世代です。釜本邦茂さんと同世代の方もいらっしゃるので、日本サッカーリーグ創設前、日本サッカーリーグの時からサッカーを楽しまれてきた方々です。そのような世代の方にとって「芝生の上でプレイできる」ことも喜びは、本当に大きなものであると思います。プロサッカーリーグという華やかな舞台だけではなく、様々な年代、レベルで楽しめるサッカーは文化です。シニアサッカーが盛り上がることで日本にサッカー文化が根付いていることを深く感じることができます。

シニアサッカーでのケガ

そのようなシニアサッカーを楽しむ上で注意したいのがケガです。サッカーでは、年齢に関係なく怪我をされる方は下肢部が多いです。筋肉の柔軟性の低下や安定性(筋力)がなく肉離れや膝関節部分の靭帯を損傷してしまうリスクは若い時よりも高くなっているかと思います。肉離れの原因は、筋肉の疲労、筋肉の柔軟性の低下、筋力の低下、前後左右の筋のバランス不良、急激な運動(ウォーミングアップ不足)、気候(気温・湿度など)が考えられます。試合に集中しすぎてしまい、無理な体勢で対応したり、最大出力のスタートダッシュ、急激なストップ&ターンの瞬間にケガ、それによってバランスを崩した時、またはバランスを保つ際のケガのリスクが高いように感じられます。

シニアサッカー選手のケガの予防

日頃からの身体づくりやストレッチなどのケア、練習や試合前の入念なウォーミングアップの大切さに加えて、自身のプレー強度を正しく理解することも大切です。無理な体勢、無理な強度でのプレーは、ケガのリスクを高めてしまいます。日本サッカー協会公式サイトにはケガの予防・対応についての情報が掲載されています。参考にしながらケガなく、安心・安全にサッカーを楽しんでください。

ケガの予防 対応(JFA公式サイト)

ふくらはぎの筋肉系のトラブル予防に役立つアイテム

肉離れを含めふくらはぎの筋肉系のトラブルのリスクを軽減するアイテムのひとつが、ふくらはぎサポーターです。ふくらはぎサポーターの効果は、ふくらはぎの筋肉を抑えて余計な筋肉の活動量を制限させることです。また、血行を促進させる効果も期待できます。

それによって筋肉の良い状態を長持ちさせ、瞬発的に大きな力がかかるときに筋肉が横に膨らむのを抑え、縦方向の力にしっかり伝える機能があります。

ふくらはぎサポーターを履いてもつることはあります。ただし、履くことで、筋肉系のトラブルの予防や、脚がつりにくくなることは、スポーツシーンでは一般的な知識となっています。

脚がつらないために足指・足裏・足首の機能や姿勢の改善、疲労を残さないようにストレッチ、体質を変えるために食事を変えたり、ミネラルを多く採ったりなどをしている方もコンディショニングをサポートするプラスアルファとしてふくらはぎサポーターを使っていただければと思います。

シニアサッカーの暑熱対策・水分補給

JFA公式サイトには、これからの時期に大切な暑熱対策・水分補給についての情報も掲載されていますので、紹介します。

シニアサッカーの暑熱対策・水分補給

シニアサッカーの暑熱対策(JFA公式サイト)

シニアサッカーの水分補給(JFA公式サイト)

LEG TOOL SEPARATION SYSTEM(LTSS)とは

**LTSS(LEG TOOL SEPARATION SYSTEM)**は、完成されたセパレートサッカーソックスの設計思想です。

サッカーソックスは、もっと自分らしく進化できる。

**LTSS(LEG TOOL SEPARATION SYSTEM)**は、

従来のつま先から膝下までのハイソックスを超えた、

**「自分でカスタマイズできるサッカーソックスの新しいカタチ」**です。

LTSS(完成されたセパレートサッカーソックスの設計思想)は、4つのアイテムで構成されています。

 セパレートソックス(足とシューズの関係を最適化)

 セパレートストッキング(脚の外傷予防と快適さ)

 サッカーソックス専用テープ(快適フィットとズレ防止)

 段階着圧インナーストッキング(コンディションを整える)

これらを組み合わせて、あなた自身のベストなLeg Styleをつくる。

〜Find the leg style that suits you

それが、LTSSの考え方です。

フットボールクリエイター 角田壮監

足とシューズの最適化で競技者本来の力を引き出すという視点から世界初のサッカーソックスの構造を分離させ完成されたセパレートサッカーソックスLeg Tool Separation Systemを考案。

「競技者本来の力を引き出す」ためにを理念に、グローバルシーンで実績を残している様々な競技のトップアスリートや競技団体のマネジメントやディレクションで培った「競技力向上のための組織づくり」をはじめ、社会にスポーツが持つ有益な効果を生み出すためにスポーツシステムコーディネーター、スポーツプロデューサー、プロジェクトコンサルタントとして、次世代ニーズを見据えた魅力ある競技スポーツシーンの創出に努めている。

KAKU SPORTS OFFICE MISSION

アスリート思考で心豊かな社会づくりをクリエイトする

KAKU SPORTS OFFICEは、「アスリート思考で心豊かな社会を創造する」をモットーに、競技スポーツに関わる個人・企業・団体の活動や事業を、的確な視点で分析します。そして、言語・文化・音楽・映像・活字といった多様な“シンボル”を活用し、人と人、組織と組織、企業と企業、人と組織・企業といったあらゆるつながりの中から、最大の相乗効果を生み出す組み合わせをコーディネート。新たな利益システムを構築するコミュニケーションコーディネーターとして活動しています。

また、創業者・企画者としての精神をもとに、理念や目的を共有できるパートナーの育成や、持続的かつ自走可能な組織づくりを支援するシステムコーディネーターとしても貢献。さらに、競技者一人ひとりが本来持つ力を引き出すメンターとして、競技スポーツの発展にも寄与しています。