足裏・足指の感覚を研ぎ澄ます帆布靴 LTSS SUPPORT ITEM 01

2017.07.20

足裏と足趾のトレーニング

コーディネーション、コアのトレーニングブームが落ち着き、最近は「からだを知る」や「動物の動作から学ぶ」ということに関心が寄せられている感じがします。そのよう中、捻挫、足底筋膜炎、シンプリントの予防や競技力向上に静かな関心が続く足裏・足指トレーニング。

ですが、チームのトレーニング以外に足裏・足指の鍛錬時間の確保も容易ではないはず。

LegToolSeparationSystem™おススメのトレーニング法(動画)を紹介します。

 

もちろん、疲労対策にも「足裏・足指」の運動は効果的です。

先日、紹介した「ZAMST 疲労対策マニュアル」も再び紹介。

http://www.zamst.jp/assets/uploads/handbook/pdf_06.pdf

足裏と足指を意識的に使う

このように意識的にトレーニングすることは大切です!

ですが、上半身や大腿部、下腿部に比べ足裏と足趾は、暮らしの中で鍛えられるはず。暮らしの中で鍛錬するには、快適な日常を少し変える!エスカレーターを階段に、駅までの自転車を徒歩に。通勤、通学を含めた移動を運動の時間にしましょう!そして、足裏・足指を意識的に使う。

足裏・足指を感覚を研ぎすます靴を履こう

最近は、ジュニア期から安全性に優れた「快適なシューズ」が用意されています。足に優しいシューズ。足に負担が少ない、歩行がスムーズになる設計・・・・。

それは、足や脚の負担を軽減しなければならない事情の方に向けた靴だったはずが、日常生活だ使用される靴になってきたように思います。日常から競技用品質のランニング用シューズを履いていると楽に歩けます。長距離を怪我なく快適に走るシューズなので、足や脚の負担を担ってくれるので当然です。

ですが、足裏や足趾の機能は・・・・。

快適な靴を履いて足裏・足指の負担を減らし、別に時間を作り足裏・足指のトレーニングをするのであれば、暮らしの中で足裏と足趾をもっと使うとよいかもしれないですね。

地下足袋のような靴

暮らしの中で足裏や足趾を使う履きものといえば地下足袋です。最近、日本の古き良き地下足袋の価値が再認識されています。

地下足袋の歴史を調べると

【ウィキペディア 地下足袋から抜粋】

現在主流の形の地下足袋、即ち、貼付式ゴム底足袋は、足袋製造業者である石橋徳次郎の発明(1923年10月 実用新案登録番号第80594号)によるものであり、また、ゴム底が滑らない波形にしたのも徳次郎の発想である。[2]尚、このゴム底の形態は意匠登録されている。徳次郎の開発した地下足袋は、福岡県久留米市に本拠を置く徳次郎の会社「日本足袋」及びその子会社「アサヒ地下足袋」において販売された。特に、近隣にあった三池炭坑において炭坑夫に人気を博したことなどから、全国的に普及した。

「日本足袋」はゴム底靴製造販売にも進出し、後にアサヒコーポレーションとなる。また、徳次郎の弟であり、日本足袋の実質的な経営者であった石橋正二郎が、ゴム製造のノウハウをタイヤ製造に活かして創業、拡大させた会社がブリヂストンである。

【アサヒシューズ❘ウィキペディア】

 

【アサヒシューズ公式サイト:アサヒシューズの歴史】

江戸時代のような足袋では現代の暮らしに不都合が多く、現在主流はゴム底の地下足袋です。

 

日本足袋、アサヒ地下足袋が発祥ということで、アサヒシューズ株式会社(旧アサヒコーポレーション:本社・福岡県久留米市)を訪ねました。

【アサヒシューズ公式サイト(アサヒシューズのものづくり)】

 

アサヒシューズ クーガーラリー2型

LegToolSeparationSystem™がセレクトした靴が日本を代表する靴専業メーカーアサヒシューズのキャンパスシューズ、クーガーラリー2型です。このシューズのコンセプトやユーザーからの評価などを伺うと海外のユーザーから評価が高いということでした。前述、現在の貼付式ゴム底足袋、ゴム底が滑らないように波形にした石橋徳次郎氏の精神も含め、サッカー、フットサル競技者の足裏・足趾のトレーニングやボール感覚を高めるトレーニングでの使用を提案します。

※キャンパス生地のアッパー、飴色ソール。

 

フットサルシューズのイノベーション

アシックスの初代本格的フットサルシューズ「カルチェットSL」の登場で、それまでブラジルなどで使用されていたキャンパス生地アッパーでソフトなゴム底アウターソールのシューズの姿が消えてしまいました。

1990年代から2000年代に変化したフットサルシューズの発想(サッカーシューズのようなフットサルシューズ・運動性と安全性)の定着がフットサルの競技力の進歩の手助けをしたといえます。選手の大型化、プレイ強度の向上、シュート範囲の拡大、そして、スピーディーでテクニカルな現代フットサルのトレンドを加速させた用具の正しい進歩です。

ですが、そのような完成度が高く機能性も兼ね備えた「トップ競技者の試合での最大能力発揮を目的」とした本格的フットサルシューズが定着する中、足裏・足趾の力を引き出すことや感覚を研ぎ澄ます機会が少なくなっているように感じます。

足裏でボールを踏んだり、撫でる感覚、足指でボール引く感覚、足指に乗せる感覚・・・。

アーチ機能(吸収と反発)、足指の運動性と耐性・・・。

それには、裸足での運動が一番!

ですが、裸足で運動できる環境が少ない実情を考えると靴を履かなければいけない。

そこで提案するのが現代主流となっているゴム底貼付け足袋を生み出したといわれているアサヒシューズ(旧日本足袋株式会社)のクーガーラリー2型です。

スポーツシューズの原型ともいえるシューズ。余計なものが一切ありません。

機能ゼロの紐靴タイプの足袋だという認識で使用してください。足裏・足趾の鍛錬、覚醒と繊細なボール感覚を研ぎ澄ますのに適したシューズとして提案します。

帆布の運動用紐靴を履きこなせるか

クーガーラリー2型のアッパーはキャンバス(帆布)で伸びません。ですので、最適なサイズ選びができれば素足に近い感覚。サイズが不適切であれば、踵が抜けたり、窮屈になります。毎回、足のコンディションに合わせて靴紐の締め方で包み込み感を調整します。紐を締めたままでは着脱はできません。

クーガーラリー2型からアサヒ504

※現在は、後継品番『アサヒ504』になっております。

https://www.asahi-netshop.com/shopdetail/000000000338/ct2-6-1/page1/recommend/

 

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