サッカーソックスの“ズレ対策”はもう迷わない。 サカストテープ完全ガイド ~LTSS構成要素としての役割と使い方~

2025.05.19

サッカーソックスの“ズレ対策”はもう迷わない。
サカストテープ完全ガイド ~LTSS構成要素としての役割と使い方~

サッカー選手にとって、足・足指・足裏・踵・足首周りの快適性はパフォーマンスを大きく左右します。シューズの履き心地、ソックスのズレなどによって感じる違和感。この見えない不快をどう解消するかは、素足感覚を求めるプレーヤーの課題であり、サッカーシューズや、インソール、サッカーソックスの課題でもありました。その課題解決策のひとつが、サッカーソックスのセパレート化です。

そこで登場したのが「サカストテープ」――。
革新的なソックスシステム「LTSS(Leg Tool Separation System)」の一部として開発された、サッカーソックス専用テープです。

問題提起:テーピングテープの限界

サカストテープ以前の現場

かつてサッカー界で広く用いられていたのは、「テーピングテープ」を足首に巻く方法。
多くのメーカーや専門店、YouTuberが推奨し、カラー展開も豊富に販売されていました。

しかし、現場では…

テーピングテープは本来、肌に直接巻くために設計されたもの。
そのため、ソックスの上から使用することで、以下のような課題が発生していました。

● 課題1:すぐ剥がれる・捲れる

ソックスの素材に粘着が合わず、プレー中にテープが捲れてしまう。
テープが剥がれ落ちてしまい、プレーへの集中を妨げる重大なストレスに。

▶ 解説動画:
https://youtu.be/9jN5WrcPOHw

● 課題2:圧迫しすぎてしまう

テーピング本来の強度で巻くと、今度は圧迫が強すぎて逆効果に。
血流の妨げや違和感を感じる場面もあり、「快適性」からはほど遠い状態に。

▶ 解説動画:
https://youtu.be/_iCiZnMogDk

解決策としての「サカストテープ」

専用設計による快適な貼り心地

こうした現場の現象を分析し、開発されたのが、KAKU SPORTS OFFICEオリジナルの「LTSSサカストテープ」です。
ソックスの上から「貼る」ことを前提にした素材と設計で、ズレにくさと適度なフィット感を両立。

▶ 紹介動画:
https://youtu.be/o4vH8iJyHfg

セパレートサッカーソックスの“完成”に不可欠

サカストテープは、単なる代用品ではありません。
それは、LTSS(Leg Tool Separation System)というサッカーソックス設計思想において、
セパレート構造であることを感じさせない履き心地「LTSS Seamless Quality」を実現するための要となるパーツです。

特に、セパレートソックスとセパレートストッキングの“接点”にあたる部分をストレスなく繋ぐ役割を担い、「セパレートなのに、シームレスな履き心地」を成立させるキーパーツとして、重要な位置づけを持っています。

📎参考リンク

次回予告

次回の記事では、「どこに・どう貼るのか?」を画像付きで詳しく解説します。
セパレートサッカーソックス(LTSS)をより快適に、正しく履くためのポイントを徹底解説予定です。

LEG TOOL SEPARATION SYSTEM(LTSS)とは

**LTSS(LEG TOOL SEPARATION SYSTEM)**は、角田壮監が考案した完成されたセパレートサッカーソックスの設計思想です。

お問い合わせ

KAKU SPORTS OFFICE

http://www.ltss-soccer.com/

ご質問・ご相談はこちらまで:contact@kakusportsoffice.com

フットボールクリエイター 角田壮監

足とシューズの最適化で競技者本来の力を引き出すという視点から世界初のサッカーソックスの構造を分離させ完成されたセパレートサッカーソックスLeg Tool Separation Systemを考案。

「競技者本来の力を引き出す」ためにを理念に、グローバルシーンで実績を残している様々な競技のトップアスリートや競技団体のマネジメントやディレクションで培った「競技力向上のための組織づくり」をはじめ、社会にスポーツが持つ有益な効果を生み出すためにスポーツシステムコーディネーター、スポーツプロデューサー、プロジェクトコンサルタントとして、次世代ニーズを見据えた魅力ある競技スポーツシーンの創出に努めている。

KAKU SPORTS OFFICE MISSION

アスリート思考で心豊かな社会づくりをクリエイトする

KAKU SPORTS OFFICEは、「アスリート思考で心豊かな社会を創造する」をモットーに、競技スポーツに関わる個人・企業・団体の活動や事業を、的確な視点で分析します。そして、言語・文化・音楽・映像・活字といった多様な“シンボル”を活用し、人と人、組織と組織、企業と企業、人と組織・企業といったあらゆるつながりの中から、最大の相乗効果を生み出す組み合わせをコーディネート。新たな利益システムを構築するコミュニケーションコーディネーターとして活動しています。

また、創業者・企画者としての精神をもとに、理念や目的を共有できるパートナーの育成や、持続的かつ自走可能な組織づくりを支援するシステムコーディネーターとしても貢献。さらに、競技者一人ひとりが本来持つ力を引き出すメンターとして、競技スポーツの発展にも寄与しています。